2011年5月31日火曜日

シキミ

我が家の山林にシキミが自生している箇所がある
その辺りには種子が飛び散り小さな苗が育っている

その苗を掘ってきて近くの山に植えてみるが
活着が悪い

そこで直接植えるのではなくて鉢に植えて
半日陰で管理して苗作りをする

手間はいるがこのようにすれば100%
活着させることが出来る

シキミはゆっくりと生長するのでこの苗で
2年かかっている

シキミは日当たりを嫌うので東向きか
北向きの山が適地です 南向きの山では葉焼けします

シキミの実は猛毒で「悪(ア)シキ実」(最も悪い実の意)
と言われ「ア」が脱落して「シキミ」となりました

「シキビ」というのは間違いです 当地区ではかなり
広い範囲で「花枝」と呼ばれています


今朝の庭の花 釣鐘草(カンパニュラ)
  

2011年5月30日月曜日

ミニトマト

これはミニトマトの花です
2段目が咲いています

このミニトマトは菜園プランターに2本植えて
軒下で栽培しています

支柱の長さは2.8mあり軒下の
タル木まで届いています

品種はタキイの「ペペ」と言う品種です
露地にも2本植えています

生育状況を時々ブログに
載せますからご覧下さい

2011年5月29日日曜日

スモモ(プラム井上)

このスモモの品種は「プラム井上」です
たくさん成っているように見えますがこの部分だけです

梅は鈴なりに成ったのですが桃やスモモはさっぱりです
開花時の天候がよくなかったのでしょうか

このスモモは朝日の遅い場所に植えています
そのことが良かったのかも知れません

霜の降った朝 急に日が当たると霜害が大きくなります
日陰は霜害の出方が少ないのです

山で凍傷に」遭った人を急に温かい部屋にいれると
凍傷が酷くなるのと似ています

この品種は早生で7月になるかならないうちに
色づいてきます

今朝の花   ナデシコ

2011年5月28日土曜日

寒竹の筍

拙宅の裏山は大きな樫の森があり
その上部に寒竹林そして雑木林と続いています

昨日落ち葉を掻きに行ったら寒竹の筍が生えていた
初ものなので折って帰った

孟宗の筍は糠を入れて茹でてそのあと水出し(アク抜き)を
してから色んな料理になる

寒竹の筍はダイレクト 下準備なしに使える
薄くスライスして味噌汁の具 卵とじ 煮物など

この時期はエンドウが取れるようになる
幼いころ私が取ってきた寒竹筍で母は
エンドウとの煮物をよくしてくれていたのを思い出す

寒竹は成長すると直径3~4cm高さ数mになる
野菜の支柱にはもってこいです

2.1mに切ってトマトの支柱にしている
今年は冬の間に300本余り作った


今朝の花 スダチ
植栽後3年 たくさんの花をつけました
 今朝の出荷
 箕面市「彩菜みまさか」店
   「小梅」 1Kg入り 有名産地のほど立派ではありませんが毎年
   落ち葉を敷き詰めただけで作っており無肥料です
   病害虫もなく自然からの贈り物 梅漬けやカリカリ梅にどうぞ
   「イネわら」家庭菜園の敷きワラにどうぞ
        

2011年5月27日金曜日

朝倉サンショ

サンショには2種類あって葉を利用するのは「木の芽」として
出荷される

ウナギのかば焼きをする時つかうのは「実サンショ」です
実のたくさん付くのは「朝倉サンショ」と言います

この朝倉サンショは1.5mくらいに大きくなり
今年はたくさんの実をつけました

間もなく収穫してそのまま冷凍しておきます
こうしておけば1年間使えます

山フキの佃煮 ウナギのかば焼き 来春のイカナゴの釘煮
また実だけで佃煮を作れます

1本植えておくととても重宝です



今朝の庭の花  バラ

2011年5月26日木曜日

えんどう

エンドウが開花してから10日目の姿です
今年もたくさんの実が付きました

エンドウはとても連作を嫌う作物と言われています
ところが連作圃場でこのように見事に育ちました

何故かと言えば有機物と土の中に入れて
一切の化学肥料を使っていないからです
(有機栽培をしているからです)

今 エンドウの季節です 車で出かけると あちこちに
エンドウを見かけますが私のが一番良いように思われます

これは自家用に作っています エンドウご飯をしたり
色んな料理に使った後は湯をくぐらせて冷凍して
一年間グリーンピースとして使います

まだ収穫出来ませんが画像をアップします

2011年5月25日水曜日

サトイモの芽出し

コンテナーの中に調整ピートモスを入れて
その中にサトイモを埋めた

そのコンテナーを重ねてブルーシートで覆った
すると暖かいので露地植えより早く芽を出してくる

だいたい生え揃ってきたので近いうちに定植する
畝幅1.4m株間50cm 10a当たり1400株と広く植える

日焼けに最も弱い作物で沢山の水が要る
これほど日焼けに弱い作物は無い

品種は「東京ドダレ」です
この芋の味が好きなので長年作っています

定植後の管理については折々に
ブログに載せていきます

今朝の花  クンシラン
蘭でも無いのに葉の形からランと名づけられました
20年前貰ったのを作り続けています
下さった方は既に故人になっておられます

2011年5月24日火曜日

サクランボ

22日に近くに住む5人の孫娘が
サクランボを取りにやって来た

数日前から熟れ始めたが
ヒヨドリが先にやってきて食べている

大きな木なので食べつくしてはいないが
さすが真っ赤な実は少ない

ヒヨドリの少ない年には花が咲いたほど
真っ赤に熟れてくるが今年はそうではない

大きな木なので物置の屋根に
上がって取っている

畑にはナポレオン 佐藤錦など5種類を植えている
これらが実をつけるようになったら
この木は切ることにしよう

今朝の庭の花  クレマチス

2011年5月23日月曜日

有機農業ーその9

これは5月の初め 我が家の水田に
咲いているレンゲの花です

今ではトラクターで鋤き込まれていて
水田の土作りになっています

レンゲは水田の土作りにはとても有効なのですが
近頃はほとんど見かけなくなりました

今では全部の農家と言ってよいほど
化学肥料に置き換わっています

今の農家の大部分は土地持ちサラリーマンで
致し方のないことでしょう
また 畑には落ち葉を入れて耕します
これを繰り返すと土は段々と良くなり野菜は作り易くなり
その上安全でおいしい野菜が出来るようになります

この畑には南瓜を植えています
時々登場させますので生育ぶりをご覧ください

2011年5月22日日曜日

カボチャ

発芽後一か月の様子です
摘芯したところです

これから子蔓が数本発生します
そのうち元気な子蔓を3本残します

株間は1.2mと広くとったので 従って
子蔓の間隔は40cmとなります

マルチの上は子蔓が固定できないので
蔓は絡み合ってきます

そこで竹を節の無いところで25cm位に切り
割って竹ひごをつくりそれで固定します

その様子は蔓が伸びてきたら載せますので
ご覧ください


今朝の花 西洋オダマキ プランターに植えています
後方は黄色の西洋オダマキ

2011年5月21日土曜日

バレーショ

このバレーショの品種は「男爵」です
画面には見えませんが「メークイン」も植えています

私は一本仕立てにしています 一本仕立ては芋の数は少ないが
大きな芋が着き2本仕立ては数は多いが芋は小さいと言われています

私は一本仕立てですがたくさんの芋が入ります
その様子は掘った時ブログに載せましょう

掘った時 芋の肌がきたないのは「ソウカ病」です
アルカリ土壌で発生します

バレーショは酸性土壌が好きなので石灰を入れては
いけません

それと多肥は疫病が発生しやすくなり葉がとろけて
無くなり芋は入りません

マニュアル本によればバレーショなどの「ナス科」の野菜は
連作しないようにと書いてあります

私は十数年の連作ですがこのように出来ています
土作りと化学肥料を使わないからです(有機栽培)


昨日スイレンが初めて咲きました
ご覧下さい

2011年5月20日金曜日

トーモロコシの脇芽

定植後約20日の姿です
このこ頃になると脇芽が出てきます

これは脇芽ではなくて分けつしているのです
田植え後の稲が大きな株になるのと同じです

トーモロコシを作り始めた頃は除けつ(分けつを取り除く)
していましたが今は取りません

脇芽を取らないことで葉の絶対量が増えて
その結果大きな実が付くのです

横着をして良い結果が得られるのは
トーモロコシくらいかな

2011年5月19日木曜日

梅の豊作

春の到来の遅い年は梅が豊作になる
今年はそのパターンだった

春が遅いと開花が遅れる
すると凍霜害に遭うことが少ない

梅園はともかく梅の産地は総じて暖かい地方が多い
和歌山県の日高郡みばべ町はその典型です
昨春ほどの遅い寒波はみなべ町でも不作でした

この梅は小梅ですが枝が垂れ下がってきたので
竹で支柱を建てた
重くなって枝が垂れ下がってきた
来月に入ると収穫がはじまる


小梅の木は4本あるので自家用には
とても使いきれない 直売所にも出すことにしよう

でも小梅は需要が少ないので
果たして売れるかどうかわかりません

昨日田んぼで仕事をしていたら近所のワンちゃんが散歩に
やってきて頭をなでてやるとおとなしくしていました
名前を聞くのを忘れていました
翌日名前を聞きました
「ロン」ちゃんです       
                 

2011年5月18日水曜日

ギンナンの雌花

公孫樹の木を植えてからかれこれ7-8年になる
3年前にほんの少しギンナンが成った

昨年は晩霜で数個しか成らなかった
今年はこのように無数に付いている

2本植えているが大きいほうは3mを越した
枝を盃状に仕立てているから収穫し易いだろう

雄木は植えていないがどこからか花粉が飛んでくるのだろう

雌木の葉は女性のスカートのように割れていない
雄木の葉は男性のズボンのように割れている

面白い見分け方です
苗木を買えば接ぎ木してあるので全て実が成ります

2011年5月17日火曜日

かりん

今年はかりんの花がたくさん咲いた
こんなにたくさん咲いたのは初めてです

たくさん実が付くと小さくなるし木がもたない
この花は5月4日に写したものです

どれくらい着果しているだろうかと昨日見に行った
すると枝の先にぽつんぽつんと付いている

これで良いのだ 物言わぬ木も自然の摂理を知って
いるようだ

2011年5月16日月曜日

エンドウの開花

一週間前より開花が始まった
草丈は1.5mほどになっている

1月中旬に蒔いたが順調に育った
近所の秋まきよりは稍開花が遅れている

でも草丈は凌駕している エンドウは連作を嫌うが
土作りと有機肥料だけで作るので連作圃場で作って
いるが このようによく出来ている

最後の追肥の時期ですが多すぎると収穫末期に
ウドンコ病が出やすくなるので要注意です
                     

2011年5月15日日曜日

タラヨウの巨木

屋敷の辰巳(東南)にタラヨウの巨木がある
根元は二抱えもある

反対側には大人が入れるほどのウロがある
樹齢は分からないが数百年は経っているのだろう

雌雄異株でこれは雄木で今花盛りです
良い香りと無数の蜂が群がり木が歌っているようです

        
常緑樹で濃い緑色の葉ですが裏は白っぽい
そこに爪楊枝で字を書くと数分もすれば黒い字が浮かび上がる

この葉に切手を貼ればハガキとして出すことができる
但し定型外だから120円

別名「郵便の木」とも言われています
郵便局の敷地内にこの木が植えてある局があります

インドで紙のない時代に経文を書いた「バイタラヨウ」の葉がある
そのように字が書けるから「タラヨウ」と名づけられた

2011年5月14日土曜日

トーモロコシ

植栽後10日目の姿です
小雨が降っている中で写真を撮りました

小雨が降っていたので黒マルチの上には
水滴がたくさんついています

株間は25cmに植えていますが
家庭菜園で作られる人は35cmに植えて下さい

大きな実(トーモロコシ)を取るには1株に
一つしか着けません(間引きます)

それと追肥のタイミングが重要です
その時期が来たらお知らせいたします




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これ 何んだぁー

これは庭先に立てた4.5mの竹の支柱です
この根元に花の苗を植えています

蔓になる花ではありません
草丈は5~6mにもなるそうです

花が咲くのは11月霜が降る直前だそうです
初めて植えた花で私も興味津々です

この花の苗はホームセンターで売られていました
売価は298円でした

お分かりのお方はコメントを入れてみてください
正解者には商品?・・・は出ませんが

昨日はグーグルの都合で一日中
ブログがアップ出来ませんでした
こんなことは初めてでした
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2011年5月11日水曜日

満開になったブルーベリー

今までは大きな菜園プランターやコンテナーに植えていたのを
自宅前の畑に地植えした

今 満開となって日中には蜂がやって来ている
ミツバチでなくて大きな黒い蜂が花に潜り込もうとしている

子供のころから「ダンゴ蜂」と呼んでいる
正式な名前は知らない カボチャの花も好むようだ

ブルーベリーと言えば連想ゲームみたいに
「目に良い」と誰からも返ってくる

ブルーベリーの黒い色はアントシアニンでポリフェノールの
一種で成人病 特に動脈硬化予防によいと聞いています

いっとき赤ワインがブームになったり黒大豆が健康に
良いと言われるのは同じ理由のようです

2011年5月10日火曜日

レンゲツツジ


久しぶりにレンゲツツジが咲いた
ここ数年2~3輪咲くだけでこんなに咲いたことはありません

植えてからもう30年にもなるでしょうか
植えた当初はそこそこ咲いていました

それからは木が大きくなるばかりでした
現在2.5mくらいになっています

この花は群馬県の「県の花」です
群馬県に行けばあちこち見られるのでしょうか

それとも高い山に登らなければ見られない
のでしょうか
近在ではあまり見かけません

当地の気候に合わないのかも知れません
今冬から春先にかけて低温が続いたのが良かったのかな
と 想像しています

昨日のブログに「これ 何の花?」とお聞きしたら
4名の方からコメントを頂きまして有難うございました
花の名前は「アオダモ」(マルバアオダモ)のようです

庭木に植えたり野球のバットになるそうです
そう言えば松井秀喜がこの木を植えたという
記事を見たような記憶があります
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2011年5月9日月曜日

これ 何の花?

自宅より1km下った所の県道に沿った大原川の
対岸の山裾にこのような花が咲いている

生まれてこの方毎日のように通っている道なのに
初めてこの花に気づいた

今までにも咲いていたのかも知れないが花が少なくて
気が付かなかったのかも知れない

まるで雪をかぶったように真っ白く咲いている
「なんじゃもんじゃ」という花があるそうですが
私は見たことがないのと こんな場所に自生しているとは思えない

いつもポケットに入れているデジカメでズームアップすると
手ぶれが酷くてピンボケしたような写真になる

そこで地面に寝そべって撮ってみた
今日は長焦点のレンズと三脚を立てて撮ってみよう

手ぶれしている画像ですが載せてみます
この花の名前をご存じのお方は教えて下さい

      

2011年5月8日日曜日

ミニトマト

私はトマトは大玉(桃太郎)だけを作っている
早く植えると他の生産者や家庭菜園のトマトと競合するので
まだ植えていない

道の駅に出荷で行ったときミニトマトの苗が売られていたので
4本買ってきた

ミニトマトを鑑賞用として植えてみようと思ったからです
もちろん熟れれば食べられるから一石二鳥かも

2本は露地に植えた 植えるのに適当な場所が見つからない
花壇のナデシコの前に2本植えた

この写真はそのうちの1本です
残り2本は大型(菜園用)プランターに植える
これは雨のかからない軒下で育ててみよう

まるで畑の無い人のトマト作りみたいです
時々ブログで公開いたしますのでご覧ください


今朝の庭の花 「エビネ」
何年か前に山で見つけたエビネを井戸の傍らに
植えているのが毎年開花しています

2011年5月7日土曜日

里山の暮らし

数年前から山で蕗を育てている
今年は可なり増えてきた

その上去年から育てていた苗を山に植えた
肥料を入れて植えたのでこちらのほうが葉色が濃い
急な山の斜面に50株あまり定植した
これも年々テリトリーを広げていくだろう

最終的には100㎡位の蕗の群落を作ってみたい
それだけあれば蕗の佃煮を年中食べられる

このようなことは里山に住んでいるから出来ること
周りを見渡すとワラビが生えていた

摘み取ると一握りあった
木灰で灰汁出しをすれば味噌汁にいれても美味しいが
卵とじだって美味しい

春の山からは「御馳走」が次々と出てくる 
自然の恵みに感謝

2011年5月6日金曜日

有機農業ーその8

有機農業と言うのは特殊な農法ではありません
むしろこの方が自然な農法です

化学肥料が発明されると収量は大幅に増大しました
化学肥料は農業の救世主みたいに多く使われ
そのうち土が傷み作物に色んな病害が出るようになりました

当然 農薬を多投するようになり
化学肥料と農薬がセットになっているのが現在の農業の姿です

今 山は新緑で美しい姿になっていますが誰も肥料を
撒いた人はいません

何年も何年も積もり積もった落ち葉が肥料になって
いるのです そして山の木々は病気になりません

農業は自然に学べ と言われます
だから私はこのように落ち葉を畑に撒いて耕運します

落ち葉を腐葉土にして入れるのが理想ですが
自然を見習って落ち葉とそのまま鋤き込みます

このことを繰り返していくと段々と良い土に変わり
作物は作り易くなり品質も収量もアップします

NHKの「クローズアップ現代」でも落ち葉の効用が
取り上げられていました 


今朝の庭の花(は咲いていませんがイカリソウです)

2011年5月5日木曜日

梅  今年は豊作

3月26日のブログに「梅に積雪」を載せました
梅に積雪は風情としては良いが梅の花に積雪は
梅にとっては大敵です

昨年は4月末の寒波で梅は全く取れなかった
今年の雪はボタン雪で比較的暖かかった

今年の「梅に雪」は杞憂になった
4本の小梅と7本の南高梅などの大粒の梅は
鈴なりの状態です
去年の分と合わせて成ってくれたのだろう
まもなくすると生理落果して自然に間引いてくれる

このまま成長を続けると木がもたない
自然の摂理が上手い具合にはたらく

うめは豊凶の差が大きいから今年はたくさんの
梅漬けをはじめ加工品を多めに作っておこう

すぐ近くに嫁いでいる2人の娘も採りにやってくるだろう
それでも余るだろうから親しい人に差し上げたり
道の駅にも出荷しなければならないだろう


今朝の庭の花   猿候草(エンコウソウ)
湿原に生えている花で まるで猿のしっぽのようなので
このような名前が付いたのでしょう