2011年10月31日月曜日

ホーレンソウにパオパオ


パオパオと言うのは野菜にベタ掛けする保温資材です
不織布で作られていて「パオパオ」は商品名です

通気性があり雨水を通すので掛けっ放しで
ビニール小トンネルのように温度調節をする必要はありません

パオパオを掛けると2~3度温度が高くなりますが
植物にとっては大きく生育が進みます

霜除けにもなるので冬採り白菜に使うと
霜害を軽減できます

ほうれん草に保温しなくてもよいのですが
大量に植えていると収穫時が大変です

収穫に時差を付けるためにパオパオを掛けています
ホーレンソウに「早朝出勤」をさせているのです

2011年10月30日日曜日

キャベツとブロッコリー

手前が初冬に収穫するキャベツ その次はブロッコリー
一番奥は冬採りキャベツです

夏の間は枝豆を作っていて そのあとにこれらを植えました
菜種粕などの有機肥料だけで作っています

葉は艶々して厚みがあり とても元気に育っています
手前のキャベツは結球を始めました

収穫は一か月後になると思います
ブロッコリーも小さな蕾が見えるようになりました
10日後には大きなブロッコリーが収穫できるでしょう

ダリア(カクタス咲き)が咲いています
カクタスと言うのはサボテンで花弁がトゲのように見えるから

2011年10月29日土曜日

かりん

花梨が大きくなって青空に映えている
間もなく収穫期を迎える

とにかく香りのよい果物ですが固くて食べられない
包丁で切るにも難儀です

5mm位の厚みに切って焼酎漬けにすると美味しいカリン酒になる
私は酒が飲めないので砂糖漬けにしておく

風邪をひいた時 咳止めによい
「カリンのど飴」も売られている

去年は夫婦とも風邪をひかなかったのでお世話にならなかった
切ったカリンを干しておき 煎じて飲むのもよい

前庭にカリンを植えてお金は「借りん」
裏庭に樫の木を植えてお金を「貸し」

2本をセットで植えると縁起がよいと言われているそうです

熟れると自然落果するのか落ちていた
一個を車の中に置いて芳香剤の代わりにしよう

2011年10月28日金曜日

紅菜苔(コーサイタイ)

中国野菜の一つ アブラナ科の2年草 トウ立ちした茎と葉を食べる
茎と葉脈は赤紫色 火が通ると鮮やかな緑色に変わります

余り なじみの無い野菜ですが特有の甘みと粘り気があり柔らかい
炒め物 ひたし 和えものなどにすると美味しい

私は茹でて2~3cmに切りドレッシングをかけて食べる
簡単に作れて美味しい野菜 ビタミンA .Bと鉄分が豊富です

ナバナを植えている畝に少しだけ(100株ほど)一緒に植えています
ハウス栽培なので年明けには出荷できるかも

オータムポエム(アスパラ菜)の紫バージョンって感じです
美味しい野菜なのにスーパーでは殆ど見かけません

2011年10月27日木曜日

大蜂屋柿の収穫

7~8年前にNHKテレビで干し柿を作っている番組を放送していた
売価は一個1000円になると生産者が言ったのには正直驚いた

その高価な理由は干し柿にするとハチミツの味がすると言うのです
それで柿の名前に「蜂」という字が入っているのだろう

3年前に初めて成ったので「干し柿」にした
ところが柿が大きいので干し柿にならずカビが生えてしまった

東北のように寒い地方ならば上手に出来るのだろうが
当地は暖かくてどうも無理なようだ

昨年はきつい晩霜で全く成らなかったが今年は実を付けた
他の柿に比べると着果数が少ない分 大きな柿になった

大きいものは3個で1Kgある 平均で270g大きなアタゴ柿よりも大きい
今日はドライアイスとアルコール(焼酎と日本酒)で「あわし柿」を作ろう

こんなに大きな柿です マッチ箱と比較してみると大きさが分かります

2011年10月26日水曜日

春菊の定植

春菊苗が定植適期になったので昨日ハウスへ植えた
ハウスと言ってもビニールを掛けていない 

活着して順調に大きくなり始めたら天張りビニールを掛ける
冬採り春菊は保温しないと商品にはならない

大葉春菊と中葉春菊を1対2の割合で植えた
広めの畝に20cm間隔で5条の溝を作り株間15cmで植えた

この写真は中葉春菊で両方合わせて約2000株
芽を摘んで出荷する「摘み取り栽培」です

12月に入ると出荷が始まる 鍋ものには欠かせない野菜
ピークを年末需要にもっていく それから2月いっぱいまで収穫する

春菊は脇役ですが主役の白菜も順調に大きくなっています

2011年10月25日火曜日

身不知(みしらず)柿


2年連続して柿が成らなかった
今年は2年分 まとめて成ってくれた

この柿をミシラズ柿という
三角形をしており握り拳大の大きな渋柿です

名前の由来は豊産性で枝が裂けるほど成る
身の程知らずに成るから この名が付いている

その名の通り昨日の朝 大きな枝が裂けた
そこで摘果鋏で丁寧に摘んだ コンテナーに軽く2杯あった

大きすぎて干し柿には適さない
もっぱら あわし(さわし)柿にして食べる

子供のころ母は風呂に大きな甕を入れて羽釜で沸かした湯を
入れ中に身不知柿を入れてあわしてくれた

一昼夜すると甘くなった 早く甘くなる代わりに日持ちがしない
学校から帰ると おやつ(他に何もない)に貪るように食べた

現在ではドライアイスや焼酎であわす 先日友人から日本酒が良いと聞いた
上手く あわせたら母の墓前にお供えしようかな

2011年10月24日月曜日

ラディッシュ

ラディッシュは二十日大根と言われるが20日では出来ない
これは9月26日に蒔いているので約一か月かかっている

夏に蒔くと20日で出来るのかもしれないが
秋に蒔くとこれくらいかかる

2回目を隣に蒔いているがおそらく50日はかかるかも知れない
今の時期は生育が緩慢でゆっくりと大きくなってきている

メインの野菜ではないので畑の隅っこに少し蒔いてみた
試験的に20パック(袋)出荷した

驚いたことに午前中に完売した
街の人はよく利用されるのだろう

今 取れているキュウリ サニーレタスと このラディッシュで
簡単にカラフルなサラダが出来る

ドレッシングには高知県馬路村のユズで作ったポン酢
「ゆずの村」が私のお気に入り

こんなに簡単なもの 料理と言えるのでしょうか
でも食べてみると案外美味しい

こんなラディッシュも採れています

2011年10月23日日曜日

ナバナの定植

ナバナを定植して一週間が過ぎた 順調に生育している
野菜として栽培するのは初めてです

種子の入っていた袋の裏に書いてある「作り方」を見ると
私がイメージしていたよりも可なり狭く植えるようだ

私の圃場はよく肥えているので大きく育ちそうだ
そこでマニュアルより広く植えた

畝幅160cmに3条植えた 株間は40cmの千鳥植え
植え終わってみると かなり広く感じる

大きく育ってきて中心部に蕾が見えたら摘花する
そうすると沢山の側枝が発生してくる

この側枝の先に付いた蕾をナバナとして出荷する
初めての野菜を作ると不安と期待とで興味津々となる

2011年10月22日土曜日

川魚(カワムツ)

家のすぐ近くを流れている大原(おおばら)川は県の一級河川です
私の住んでいる地区を源流としているのでこの名がついています

幅数メートルの川でホタルも多い清流です
水の綺麗なところに住む「カワムツ」が群れて泳いでいた

こどもの頃は河童のように川で魚を追っかけていた
「昔取った杵柄」とやら 網を持って浅い川に入った

10分ほどでご覧のとうり 700gあった
炭火で焼いてもよし、から揚げもよし 

ゆっくりした時間が無いので「甘露煮」を作ることにした
長い時間がかかるがこれが一番 楽チンで長期保存ができる

砂糖 醤油 それに実サンショ(朝倉山椒)を加えて水を差しながら
焦げ付かせないように長時間煮る 出来上がる直前にミリンを加える

完成するとタッパーに入れて冷蔵庫 常備菜としても重宝です
酒が飲めたら 良いアテになるのだが・・・・・・・・

煮込み中です 今夜完成の予定です

2011年10月21日金曜日

野菜産直便


毎月20日に会員に野菜を直送しています
これらは昨日送った野菜と加工品(自家製)です

平成元年より会員組織「苺の村」をスタートしました
年会費10.000円で春は「イチゴ」夏は「夏野菜セット」冬は「秋冬野菜と餅等」
3回のふるさと便として送り8月と11月にはイベントをしていました

そのうち会員から毎月野菜を送って欲しいという要望が出ました
そこで10.000円以上を入金してもらい赤字になったら再入金してもらう

これらの会員を「プリペイド会員」と呼んでいます
送る時原簿をコピーして送るので残額を確認することが出来ます

また 野菜が届いた時 その都度支払って貰う「その都度」会員もいます
どちらでもお好きな方を選んで貰っています

入退会は全く自由です 来月は要らないとか
「ピーマンは嫌いなので入れないで」等の要望にも応えています

昨日送った野菜はきゅうりL級5本 ナス500g 玉ねぎ1kg バレーショ1kg リーフレタス
南瓜 ピーマン300g 黒大豆枝豆500g さといも600g 梅漬け250gです

価格は農産物直売所(彩菜茶屋 彩菜みまさか)へ出荷する値段と同じです
ちなみに昨日の値段は2660円にクロネコの送料がかかります

私は化学肥料を使わずに有機肥料だけで野菜を作って40年になりました
「安全 安心 本物作り」で家族が食べると同じものを消費者に これがモットーです

入会を希望される方はブログ右下のブログメールでお申し込みください
先着5名を受け付けます 
郵便番号 住所 お名前 電話番号と どちらの会員を希望されるかを必ずお知らせ下さい
段ボール箱に入れた荷姿です





2011年10月20日木曜日

黒大豆の連作

JAの指導では「黒大豆は連作しないように」と言っています
病害が増え生産量が落ちるからです

私のところでは広い圃場を持っていないので
同じところに何年も作り続けています

近所のNさんは「同じところに作り続けても毎年立派なのを
よく作れるねー」と驚いたように言います

この圃場では「黒大豆」と「タマネギ」を何年も交互に
作っています

それは農業の基本である「土作り」を長年にも亘って
してきた事と化学肥料を全く使わないからです

ことしもこのようにたくさんの実をつけました
10株抜いて豆を捥いだところ1株あたり600gありました

化学肥料(物質)は自然界には存在しません
自然に反することをしていては人間も植物も健全に育ちません

2011年10月19日水曜日

無臭ニンニク

これは無臭ニンニクです
無臭と言っても匂いが無いのではなくて匂いが少ないのです

次女の嫁ぎ先が自家用にと作っていた 自家用には余ったので
娘が植えてみないかと持ってきた

一つの鱗片が大きく全体も大きい
普通種の2-3倍の大きさになる 発芽時点でも葉がこんなにも大きい

毎年自家用にと少しだけ植えているが上作していない
春先に追肥を多めに施すとよくないようだ

にんにくは元々野生的な作物なのかもしれない
今年は元肥だけで作ってみよう


2011年10月18日火曜日

サニーレタスの収穫

先日の雨の後 急速に生長して来た
この写真は4日前ですが見違えるほどに大きくなりました

明日から出荷を始めます 品種は「マザーレッド」です
大きくなるに従ってこの品種は濃い赤色になって来ます

色鮮やかで ちぎって食べてみると美味しかった
有機肥料だけで作っているからだろう

姉妹の品種に「マザーグリーン」があります
この品種は初めて作ったのですが消費者の皆さんは
どちらを選ばれるでしょうか

2011年10月17日月曜日

ネズミタケ

昨日 友達が「ネズミタケ」を採ったと持って来た
山村に住んでいるがこんなキノコを手にしたのは初めてです

珊瑚の形をしていてキノコらしくない
先端部が小さく枝分かれしていてネズミの足の指を
思わせるところから「ネズミタケ」とも呼ばれます

正しくは「ホウキタケ」で「ネズミタケ」は別称です
ハナホウキタケ(全体に赤みが強い)
キホウキタケ(全体が黄色) この二つは毒キノコです

食べ方が分からないので聞くと「ナスと一緒に炊いて味付けは
砂糖と醤油」と言う

実にシンプルな調理法 コリコリとした食感で美味しかった
実サンショを入れたらもっと美味しかったかも!

庭先にツヤブキ(つわぶき)が咲いていた
漢字では「石蕗」と書く

2011年10月16日日曜日

シイタケ

ヒラタケに続いてシイタケが顔をそぞかせた
これは2年前にクヌギの木に植菌したものです

植菌する時多量の菌を植えるとその年に出るとか
聞いていますが菌が高いので標準の植え方です

営利栽培では原木シイタケは出回りが少なくなって
人工培養した菌床栽培が主流になっています

美味しいのは断然原木シイタケです
歯ざわり 風味が全然違います

彩菜茶屋(彩菜みまさか)ではバーコードの最上部に
「原木しいたけ」と「菌床しいたけ」と表示しています

私のシイタケは自家用で 間もなく「ナメコタケ」も出てくるでしょう
屋敷の中で次々とキノコのプレゼント 里山に感謝です

2011年10月15日土曜日

冬どりキャベツ

これは冬どりキャベツです
間もなく結球が始まります

品種はタキイの「彩(あや)ひかり」です
種苗店に勧められて この品種を作り続けています

いくら寒くても防寒対策なしで冬を越します
その為には年内に8割方の結球をさせることがポイントです

それだけに柔らかいキャベツとは言えませんが加熱して
食べるととても甘みがあります(有機肥料だけで栽培しているからかも)

私は3品種(春ひかり7号 初秋 彩ひかり)を使い分けることで
年中キャベツを収穫しています(主に自家用)

2011年10月14日金曜日

コシヒカリ天日干し

車窓から天日干しの稲ハゼを見かけなくなった
今日は雨が降るという予報だったので昨日雨が入らないようにポリで雨覆いをした

「よくそんなに手間のかかることをするねぇー」と言う人には
「コンバインを買うお金がないから」と返しています

出荷用はコンバインで自家用は天日干しと言っていた人も
いつの間にか楽チンなコンバインに変わってしまった

このようにして半月もかけてゆっくり自然乾燥させるのと
生モミを乾燥機のバーナーで20時間で仕上げるのと味の差は歴然

千切り大根をムシロで天日乾燥したものと火力乾燥したものを
食べ比べると同じ大根かと疑ってしまう

東京の「高島屋」デパートでは佐渡産の天日干しコシヒカリを
1kg 850円で売っていると息子からメールが来た

私の農業に対するポリシーは「安全 安心 本物作り」で野菜に
限らず米を作っても同じ考えでしています

8月14日の「ツバメ」と9月11日の「コシヒカリ」のブログをご覧下されば
私の米作りについてもっと詳しく分かって頂けると思います

2011年10月13日木曜日

イチゴ定植

昨日イチゴの定植をした 品種は宝交早生です
この品種は昭和35年に誕生して以来半世紀 根強い人気を保っています

兵庫農試宝塚分場で交配して作られたのでこの名が付いています
今は色んな品種のイチゴが出回っていますが一時は宝交全盛時代がありました

「宝交に始まり宝交に終わる」とまで言われました
豊産で甘く色々な作型に対応できる品種ですが実が軟らかく輸送性に問題がありました

一時はイチゴ専業農家としてハウスに15.000も植えていました
今年は一番小さいハウスに500本をゆったりと植えています

収穫は4月中旬 ピークはゴールデンウイークにもっていきます
6人の孫が何回もイチゴ狩りにやってきますが十分すぎる量です

宝交早生は半促成品種で他の品種は殆ど促成品種です
促成品種を植えると草丈はやたらと大きくなり実は少ししか付きません

だから自家用イチゴには宝交しかありません
そして定植は今月一杯に終わって下さい
大きなイチゴを沢山採る一番のコツです

2011年10月12日水曜日

ナバナ(苗)

ナバナを200穴のプラグトレーに蒔き
本葉2枚になったので6cmのポリポット鉢に植え替えた

例年 ナバナをプランターに植えていた すると正月には
開花するので春を告げる花として必ず植えていた

今年は野菜として出荷するように150本の苗が出来た
春菊を作るハウスに1畝だけ植えてみよう

そんなに美味しい野菜とは思わないが春を告げる
野菜のNo1だろう

ナバナの出荷荷姿は独特で どうしたらあのように
出来るのか考えておかねば・・・・・

一週間以内に定植しなければならないだろう

2011年10月11日火曜日

ヒラタケ

昨年の春 柳の木に植えたヒラタケが
このように沢山生えてきた

昨秋はほんの少ししか生えなかったが
今秋はこのような状態です

2~3日前は何ともなく気付かなかったが
やたらと成長の早いタケだ
中には大きく育ち過ぎたものもあった

私の好きな食べ方は手で縦に割いて蒸す
それを三倍酢に漬ける シンプルで美味しい
味噌汁や鍋ものに入れても美味しい秋の味覚です

まだ生えていない株から小さなタケが芽吹いている
3日もすれば収穫できるだろう
小さいものは「吸い物」にしても美味しい

サトイモを掘って炊き込みご飯にしても・・・・・・
メタボにならないようにしなくては

2011年10月10日月曜日

彩菜みまさか開店2周年

箕面市彩都に作った農産物直売所「彩菜みまさか」が
開店して丸2年が経過した

8日と9日は開店2周年になり2日間に亘り
イベントを組み盛大に販売キャンペーンを行いました

私は役員の一人として参加して店を手伝いました
お陰様で順調に売り上げを伸ばしています

開店前店内でスタッフ全員を集めて社長が訓示
続いて私も「今日も一日頑張ろう よろしく」と挨拶

開店(午前9時)前には外に長蛇の列
開店と同時に買い物客がどっとなだれ込んだ

店内はラッシュ時のプラットホームみたいだった
どんどん売れていくので商品の補給に汗を流した

胸に「宇野農園」の名札をつけていると多くのお客さんから
声を掛けられ消費者との「絆」を感じました

これからも もっともっと喜んで貰える店に
しなければと夕刻店を後にしました

2011年10月9日日曜日

キュウリ逆立ち

逆立ちとまではいきませんが斜め上方に
大きくなっています

地力があって有機肥料だけで栽培すると
よく育ち沢山のキュウリがなります

この画面3節に5本のキュウリが着いています
葉が黄色く見えますが逆光で撮っているからです
濃い緑色の葉をしています

収穫したキュウリです
殆ど曲がったものはありません
この圃場では今年第2作目のキュウリを作り収穫が終わると
蔓を片付けてそのまま耕さずに4作目を植えました
横着作りです

2011年10月8日土曜日

タマネギ苗(早生種)

これは早生種の発芽の様子です
播種したのは普通種より6日早い9月13日です

早生種は早目に蒔いて大きな苗を作っておかないと
大きな玉が採れません

普通種は大きな苗を植えると暖冬の年は
殆ど抽薹(トウダチ)してしまいます

タマネギの播種はそれぞれの地域によって
蒔く時期が異なるので注意しなければなりません

2011年10月7日金曜日

秋採りキャベツ

秋採りキャベツの今の姿です
定植して丁度一か月になります

品種はタキイの「初秋」です
古い品種ですが使い慣れているので専ら植えています

春先から霜の降るまで栽培することが出来ます
とても柔らかいので生食に向いています

柔らかいだけに寒さに弱く強い霜に遭うと
凍傷に遭い傷んでしまいます

当地では11月一杯が限度で
それからは冬採りキャベツに変わります

先日蒔いた色々なラディッシュが一斉に
生え揃いました まもなく2回目の種子を蒔きます

2011年10月6日木曜日

小カブの定植

コカブは蒔くものであって植えるものではありません
このような事例をアップすることは邪道だと思っています

10年位前よりこの方法でコカブを作っていますが
蒔いたよりも高品質で揃ったものが一斉に収穫出来ます

厚く蒔くと間引き作業に追われ薄くまくと欠株がでます
蒔くと雑草も一緒に生えてきて草取りもしなければなりません

条間25cm株間20cmと広く植えています これくらい広く
植えておくと大きくて立派な(?)コカブが収穫出来ます

間引いて浅漬けをしたい場合は10cm間隔で植えて
おけば良いのです

苗作りは育苗ハウスで行い288穴の
プラグトレーを使っています

2011年10月5日水曜日

人参

秋作のニンジンがやっとこの状態です
8月下旬に蒔く予定が遅れて9月7日になってしまった

本来ならば今頃は鉛筆の太さ位になっていなければならない
そらがやっと本葉2枚しか無く根はマッチ棒の太さです
こんなことでは太くならず着色も悪く年内の収穫は厳しいでしょう

春人参は蒔く時期が少し遅れても収穫日はそんなに変わりません
しかし秋まきは一日遅れると収穫は5日くらい遅れます
日照時間が短くなり気温が下がっていくので当たり前のことです

ニンジンに限らず秋野菜は播種定植が遅れると
大きく収量を落としてしまいます

このことはイヤと言うほど分かっているのですが
今年は天候が悪かったことにしておこう

今朝の花 ニチニチソウ いまだにプランターで
咲き続けています

2011年10月4日火曜日

白菜

この白菜の品種はタキイの「黄ごころ90」で晩生の品種です
約700本植えています 後方はキュウリです

葉が混みあわないうちに畝の真中に数日前に
菜種粕などの有機肥料を施しました

施肥と同時に除草をした
葉と葉が重なり合ってきたので雑草も生えてこないでしょう

今秋は台風に依る大雨で2回も冠水状態になりましたが
素早く排水作業をしたので被害もなく順調に生育しています


白菜が固く巻かないのは最後の追肥が足らないのです
この時期に長く効く有機肥料の施肥は必須作業です


アップした画像です

2011年10月3日月曜日

キュウリ三兄弟

抑制キュウリが収穫最盛期を迎えた
ダブルで成っている箇所は多いがこのようなトリプルもある

このような成り方は樹勢が強いことを表しています
樹性が弱いと一本でも先が細くなったり尻が太くなる

今秋は台風12号に追いうちをかけるように15号がやってきた
大きなキュウリの葉は風に弱く産地に大きなダメージを与えた

最近のキュウリの高根はこの理由です
もう一つの理由は夜温が下がってくると急速に成長が鈍化するのです

このキュウリは露地栽培なので日に日に生産量が落ちています
後 2週間も取れれば良いほうでしょう

2011年10月2日日曜日

サニーレタス

サニーレタスを植えて10日余りが経った
これからは目に見えて大きく成長する

雑草も目立ってきた
今日中には隣のキャベツもあわせて草取りをしておこう

株間は30cmと やや広く植えています
でも 収穫するころには葉と葉がくっつき合います

品種は「マザーレッド」でとても鮮やかな濃い色になります
緑色に育つ「マザーグリーン」という品種も植えています

2011年10月1日土曜日

ホーレンソウの苗作り

ホーレンソウは元来種子を蒔いて作る野菜ですが
私は苗を作って植えています

これは12x24=288穴のプラグトレーを使っています
1穴に2粒の種子を蒔きます

本葉が2枚になったら定植します
平畝に5条の筋をトンボで作ります

その筋(極小さな溝)に植えるというよりは
12~13cm間隔に親指で抑えつけるだけ これで活着します

溝にバラ蒔きすると間引きと除草に多くの労力を要します
大量にホーレンソウを栽培する農家は播種機で蒔いて除草剤を使います

間引き 除草 除草剤 これらを排除したのが私のやり方です
その様子は順次アップしますのでご覧下さい