2014年10月31日金曜日

マスタードリーフ

変わり者の野菜です
マスタードリーフといいます

用途はサラダです
サラダに入れると色彩も綺麗ですがマスタードの香りを楽しめます

かきあげ天ぷらも美味しいです
キャベツや白菜の漬物に少し入れると香りづけによい

間もなく出荷が始まります

2014年10月30日木曜日

銀杏

10日程前銀杏を拾ってきて
肥料袋に入れていた

段々と果皮が柔らかくなってきたので
網の袋に入れて近くの小川で洗濯ダンス

すると果皮がはなれてギンナンがでてきた
それをこのように陽干ししています

こんなに採れたのははじめてです
豆もちに豆の代わりに銀杏を入れたらどうだろうか

2014年10月29日水曜日

イチゴ定植準備

これは我が家では最も小さいハウスです
幅(間口)5.4メートル長さ25メートル面積40坪です

黒く見えるのは完熟した落ち葉堆肥です
反当3トン強を散布しています

あまいイチゴにする為に米糠、魚粕、綿実粕、菜種粕
微生物肥料タキアーゼ、水溶性カルシウム(カルミンS)
水溶性マグネシウム(キーゼライト)等を散布して耕運

イチゴを定植する本数は900本余り
ゆったりとした植え方です

熟期はゴールデンウィーク
6人の孫娘が喜んでやってくるでしょう

一時はイチゴ専業農家をしていたのですが
この面積はまるで遊びです

2014年10月28日火曜日

白菜

昨日午後から急に風が冷たくなった
就寝前にラジオのニュースで大阪では「木枯らし」第1号が吹いたと報じていた

そろそろ鍋ものの出番 白菜の時期がやってきた
そこで早生種を一株収穫した

今年の白菜はどの品種も良くできている
まだ十分に固く締まっていないので思ったより軽く2.8キロだった

有機肥料だけで作るので軟らかくて甘い
Kホテルの料理長がお気に入り たくさん注文して下さる

消費者の皆さんも私の白菜の味をよくご存じで
いつも完売しています

重くても頑張って収穫しなければ・・・・・・・

2014年10月27日月曜日

大根

今秋は空いている圃場に
大根を次々と蒔いていった

重くて比較的安い野菜ですが
作るのは容易です

例年より早くから蒔いたので
今朝から出荷です

この青首大根は耐寒性のある冬採りですが
この大根が好きなのでこの品種だけ作っています

一度に採れたら出荷に追われるので
4段階に分けて蒔いています

右側は2段階目の大根です
左は鞘護院(丸大根)です

他におでん大根 紅芯大根 黒大根を蒔いています
秋冬野菜は重いものが多いので腰に負担がかかります
出来るだけ動力運搬車を使います

2014年10月26日日曜日

春キャベツ苗

春キャベツの苗が順調に育っています
間もなく定植です

これは「味春(みはる)」という品種で
収穫は4月上旬です

これは「秋蒔き早生」という品種です
収穫は5月上旬です どちらもタキイの種子です

両方の品種で約600本ありますが
圃場の関係で全部植えることが出来ません

余る分は直売所に出荷します

2014年10月24日金曜日

イチゴ苗購入

昨日タキイからイチゴの苗を買いました
来年の親株にします

2~3年に一度購入しています
同じ苗を使い続けていると退化して収量が落ちてきます

品種は宝交早生です
「イチゴ戦争」と言われる程新しい多くの品種が誕生しています

その中でこれほど長寿命の品種はありません
半促成栽培や家庭菜園にうってつけのイチゴです

酸味が少なく甘いのですが実が柔らかいので
日持ちがしません

そのことが生産者や店に嫌われたのでしょう
スーパーでは見かけない品種になりました

私は土作りや肥培管理によって克服しています
40年以上この品種を作り続けています

2014年10月23日木曜日

今朝の出荷

今朝の出荷はスティックブロッコリー ブロッコリー

ラディッシュ きれいな赤色 売れ残ったことはありません
今朝の出荷でしばらく休みます

他にはサラダ蕪 紅サラダ蕪 チンゲンサイ コマツナ
キャベツ サラダミズナ タマネギ キュウリ 11種類です

「彩菜みまさか」へは二便で送りましたので
店頭に並ぶのは午前11時ころです

お近くのお方はゆっくりとお出かけ下さい

今朝の花 ガーベラ

2014年10月22日水曜日

黒大根

これは「くろ長君」という黒大根です
種子はイタリアで採られています

直径数センチ長さは20~25cmと小さな大根です
外皮は黒色ですが中は純白です

下ろし大根にすると激辛 とても私の
口には合いません

煮崩れしないのでおでんには
向いているでしょう

煮てみると辛味は全くありませんが
慣れているせいか日本の大根のほうが美味しい

スペインが原産国のようでヨーロッパでは
沢山作られているようです

この大根はイタリア料理やフランス料理に
向いているのでしょうか

今朝の花 ガーベラ 鉢植えにしてから数年になりますが
春から初冬まで咲き続けます

2014年10月21日火曜日

ラディッシュ

ラディッシュは主要な野菜ではないから
大量に作ると売れ残る

だから小面積を何回にも分けて蒔く
また 収穫の期間が短いせいもある

色んな形のものを作ってみたが
一番売れるのはこの形と色

大きく育つと裂球しやすいのですが
この品種は殆どありません

各社の種子をまるで試験場みたいに
栽培検討した結果この品種になりました

ホームセンターでもこの品種が売られていますが
可なり高価です レッドチャイム(サカタのタネ)です

2014年10月20日月曜日

秋馬鈴薯

秋馬鈴薯が今秋はとても順調に育っています
そこで好奇心から手で掘ってみました

出てきたのは予想していたより大きい
既に鶏卵の大きさになっています

この調子だと大きくなり過ぎるかも
何年前だったか500gにも育ったことがあった

そんなイモはでか過ぎて使えない
もちろん販売もできない

今年はそんなイモが採れそうです
時々イモの大きさを確認して見なければ

丁度良い大きさになったら茎葉を切り取ろう
そうすれば生育がストップするのではないでしょうか

2014年10月19日日曜日

稲天日干し

昨日午前中に稲刈りを終えると
午後から次女や孫が手伝いにやってきた

長女と次女の孫はともに5年生
それぞれの学校で一番背が高いらしい

右端は次女、左の二人は5年生
母親と殆ど背丈は変わりません

1年生の孫も最後まで黙々と
手伝ってくれました

こんな山に囲まれた9アールの田んぼですが
ヒメノモチは大きな穂をつけました

作業が済むとおやつの時間、お米になったら
お餅を搗いて食べようねと言うと餅好きの孫たちは
笑顔で一杯でした

2014年10月18日土曜日

ワケギ

ワケギを早く植えようと思っていたのですが
圃場の準備が出来ておらず10月になってしまいました

植え付けると直ぐに根をだし小さな芽が出てきました
満を持して 芽が出て来たようでした

植栽間隔は15cmX20cmです
畝の長さは35mあります

マルチを張らずに植えているのも同じ位の面積です
収穫に時差出勤をさせるためです

ワケギは分け葱(分葱)と書くように
だんだんと分蘖して大きな株に育って行きます

だから一球または二球うえています
2月中旬からの収穫を予定しています

2014年10月17日金曜日

稲刈り

昨日から稲刈りをはじめました
地区で一番遅い稲刈りです

遅く植えて気温が下がる10月中旬を予定していました
田植えをしたのは6月下旬でした 美味しい米を作るために

肥料は有機のみ殺菌剤殺虫剤は未使用
でも病害虫害もなくご覧の通りです

品種はコシヒカリとヒメノモチです
昨日は田んぼの周囲を刈り今日からバインダーで刈ります

あすはハゼ干し(天日干し)をします
土曜日なので近くの孫が手伝いに来てくれるようです

2014年10月16日木曜日

ニンジン間引き

昨日午後からニンジンを間引きました
まだ少し作業が残りました

今日は早く完了します
もっと早く間引く予定だったのですが遅れてしまいました

間引き終わると甘くなるように菜種粕、魚粕を追肥をします
収穫は年末から2月一杯続きます

柔らかくて甘いニンジンを作ります
ご期待下さい

2014年10月15日水曜日

19号台風

今年は何回も台風がやってきた
そして各地に大きな被害をもたらした

一昨日やってきた台風は超大型
中心気圧900ヘクトパスカルと報じられた

この台風は前回 前々回と同じようなコース
どんな被害をもたらすか戦々恐々としていた

ところが雨も土砂降りではなく
風も少し強い状態

台風というよりは少し荒れた天候でした
被害は全くナシ 有り難いことでした 蕪が少し倒れたくらいです

今年は台風の被害が全くなかった
四国山脈の高い屏風が岡山を守ってくれている

移住したい県に岡山が17位から2位に浮上した
日照時間が最も多く、休火山や断層のない岡山県

この地に産まれ落ちたことに感謝しています



2014年10月14日火曜日

秋馬鈴薯

秋馬鈴薯の現在の様子です
前作はオクラを植えていました

芽出しをして植えたので一株の
欠株もありません

元肥をしていなかったので土寄せの時少しの菜種粕と水溶性のカルシウムを施肥しました

葉色も薄く私の好きな色
濃い色で無いのでおそらく病気の発生はないだろうと思っています

根元を掘ってみると100円玉くらいの
まっ白い馬鈴薯が見えました

馬鈴薯の右はニンジン
左は最も遅く蒔いた大根です 冬採り大根 千都(タキイ)

2014年10月13日月曜日

春菊苗

夏秋トマトの後作にハウスで春菊を作ります
20cm間隔で植えて大きくなった芽を摘んでいきます

いわゆる「摘み取り」栽培です
12月から2月下旬までを予定しています

品種は寒さに強い「中葉春菊」です
以前「大葉春菊」を作ったら寒害で収穫出来ませんでした

現在苗ハウスで順調に育っています
200穴のプラグトレーに蒔き間引いて一本にしました

ハウスに植え付ける必要な苗数は2000本
育てているのは2400本 十分な苗を準備しています

2014年10月12日日曜日

タマネギ苗

播種して20日経ったタマネギの苗です
今年は薄蒔きしました 品種はネオアース(タキイ)です

厚く蒔くと極細の苗ができます
そのような苗はいくら肥料を与えても大きくなりません

そうかと言って大きい苗はトウダチしやすいのです
植え付け時に100本が500gを越すものは植えないことです

定植は11月下旬から12月上旬に植えて
年内に根をよく張らせておくことが上作につながります

私はマルチ栽培をするので肥料は長く効く
有機肥料だけで作っています

2014年10月11日土曜日

リーフレタス

これはリーフレタスのマザーレッド(タキイ)という品種です
大きくなるに従って濃い赤色になってきます

緑色のマザーグリーンという品種もありますが
私はレッドだけ作っています

植えてからそのままにしていたので
雑草がびっしり生えてきました

昨日は晴天だったので三種類の
鍬を使って除草をしました

順調に大きくなってきているので
今月下旬には収穫できそうです

近頃はリーフレタスは室内でLEDライトに照らされて
液肥を循環させて作られているものが増えています

清潔な環境で作られているからと言って
果たして栄養価はどうなのでしょうね

2014年10月10日金曜日

イチゴ苗

イチゴ苗の仮植が予定より10日おくれた
挽回しようと色々と手をつくした

苺の根は肥料に弱いので有機液肥の
薄い物を何回も灌水した

菜種粕のぼかしたものも与えた
週に一回は葉面散布もした

それに応えるように艶のある
大きな葉が出てきた

品種は宝交早生です
このイチゴを作り始めて40年を越しました

家庭菜園や半促成栽培では
この品種がベストと思います

今月下旬に定植を予定しています

2014年10月9日木曜日

秋冬野菜いろいろ

昨年借地した7.5アールの圃場
種々雑多な野菜を植えています

キャベツ2種 白菜2種 大根4種を8種類と
数えると19種類の野菜を植えています

コマツナ チンゲンサイは収穫終了
そのあとにはホーレンソウ

まるで野菜のパッチワーク
早生白菜は結球を始めました

サラダ蕪は一週間先には出荷出来そうです

紅サラダ蕪は来月になったら出荷出来るでしょう


2014年10月7日火曜日

里芋

初めてサトイモを掘りました
2株で3.4kg 4kgはほしかったのですが・・・・・・

夏の日照りに努めて水やりをしたのですが残念
落ち葉堆肥や有機肥料たっぷり与えたのですが・・・・・・

農業は努力しても天候にはかないません
それが宿命の仕事と思っています

早速夕食に試食してみました
もっちり味で最高 炊き込みご飯に入れると食べ過ぎてしまう

これから少しずつ直売所に出荷していきます
きっと皆さんに喜んで頂けると思います

2014年10月6日月曜日

コールラビ

あまりなじみのない野菜 コールラビ
日本名では「カブカンラン」

キャベツの根元が膨れて蕪のように
なっています

茹でてサラダにしたりスープに
入れても良い

また マリネ、煮物、炒め物と色々な
料理に使えます

皮は固いので小さく刻んで
キンピラにしても美味しい

クックパッドを開けてみると
沢山の調理法があるようです



2014年10月5日日曜日

白菜

これは9月15日に定植した白菜です
手前は中生、奥は晩生(冬採り)です

定植直後から日照りが続き
毎日朝夕二回の灌水には疲れました

その後雨が降り生氣を取り戻したように
日に日に大きくなってきました

この圃場は今年から借地しました
野菜を植えるより土作りをしました

牛糞堆肥6トン鶏糞4トンを鋤き込み
緑肥作物のソルゴーを蒔きました

7月下旬には2メートルに育ち、それを
草刈り機で刈って鋤きこみました

それから2回トラクターで鋤き込むと
ソルゴーは全く見えなくなりました

このような土作りをして植えた白菜
見事に揃って順調に育っています

2014年10月4日土曜日

太秋柿

昨日太秋柿(たいしゅうがき)を見ると
まだ青い実でした

その中に少し黄色くなったのがあった
虫害果と思って摘果した

ところが虫の入った形跡が無い
それならば皮を剥いて試食した

肉質は固く本来のサクサク感はない
でも甘さは上品な爽やかな甘さだった

でも 間もなく熟れてくるだろう
梨のような肉質と甘さ

甘柿の最高峰だと思います

2014年10月3日金曜日

コマツナ

コマツナは播種機で種子を蒔いて
栽培しています

ところがこのコマツナは苗を植えました
288穴のプラグトレーで苗を作りました

理由は蒔き床の用意が出来ていなかったので
次善の策として苗を用意したのです

活着後は大きくなるのが目に見えるほどの
生育ぶりを示します 今朝から出荷します

最近聞いた話 栄養教室ではホーレンソウよりは
コマツナを食べるようにと指導されるとか

私の頭の中ではコマツナはホーレンソウの出来ない時に
栽培するピンチヒッターのように思っていました

現代の消費者は口で食べるのではなく
頭でたべておられるようです

コマツナは作り易い野菜の最右翼
生産者にとっても有り難い野菜です



2014年10月2日木曜日

自然生えキュウリ

キュウリの後方に見えるのは草やワラを
切って堆積したものです

これに米ぬかや鶏糞を混ぜて堆肥を作ります
この場所でいつも堆肥を作っています

その隅っこにキュウリを捨てていたのでしょう
キュウリがびっしり生えてきました

そのうち4本を残して後は
抜き取りました

そして支柱を立てて紐で誘引しています
驚いたことにとても立派なキュウリです

節間は短く葉も艶が有り
全く病斑が無いのです

栽培してもなかなかこんなには育ちません
堆肥堆積場なのできっと土が良いのでしょう

改めて野菜は肥料で作るのでは無く
土(地力)で作るもの キュウリが教えてくれました

2014年10月1日水曜日

ラディッシュ

ラディッシュは二十日大根と言う
これは9月10日に蒔いています

丁度20日 まさに名前の通りです

蒔いてから残暑が続いた
根気よく毎日ポンプで水やりをした

今日から収穫をします
数日で収穫が終わります

収穫が終わるとまたラディッシュを蒔きます
これから蒔いたものは30日以上かかると思います

今月中に蒔いたものは年内収穫が可能ですが
あまり遅く蒔いたものは寒さで収穫が出来なかったことがありました