2014年12月31日水曜日

白菜の防寒

これは今年借地した約10アールの圃場です
この圃場には白菜とホーレンソウを植えています

白菜は早生、中生 晩生を植えました
全部で二千数百本植えています

11月中旬からは毎日出荷に追われました
白菜以外にも大根、サトイモ、キャベツ、人参等の出荷もあり
年内出荷完了予定だった白菜が残ってしまいました

残っているのは耐寒性の強い晩生種ですが
無防備では寒害を受けてしまいます

そこで昨日午後から妻と二人で不織布(パオパオ)を
掛けました 残りは数百本です

年が明けたら一か月かけてゆっくりと
出荷していきます

2014年12月30日火曜日

菓子胡桃

義兄が50年前 転勤で長野県上田市に住んでいた時があった
その頃菓子クルミを送ってくれた

クルミの殻が簡単に割れることに驚いた
そして中の実はとてもおいしかったことを覚えています

先日上田市の近くに住んでおられSさんから
菓子クルミがどっさり届きました

中に丁寧な長文の手紙が入っていました 文面には
私のブログに質問したらわざわざ電話をしてくださったとか
私のブログを参考にして野菜を作っていらっしゃるとか
そのお礼の気持ちだそうです

本当に驚きました Sさん有難うございました
正月にやってくる子供、孫らにたべさせます

今日 知人から聞いた話
夕食後クルミを食べるとよく寝られるとか
不眠気味の私には有り難いクルミです

2014年12月29日月曜日

白菜漬け

沢庵漬けは2回にわたって漬けました
早く漬けたのは食べられるようになりました

白菜も漬けなければと思っていたのですが
出荷に追われて手が回りませんでした

今朝の出荷で今年の出荷を終わります
そこで小さめの白菜を漬けもの用に残しておきました

小さめと言っても堅く巻いているので2kgはあります
スイカ包丁で半分に割って一日干してからつけます

今晩の夜なべ仕事です
3%の塩で漬け水が上がってきたら糠をまぶって漬け直します

いたって簡単で費用のかからない漬けもの
それでいてとても美味しいのです

夫婦二人でこんなにも要りません
美味しく漬かったらあちこちオスソワケ 

2014年12月28日日曜日

干支菓子

この暮には沢山のお歳暮が届いた
その中で珍しいのがこの干支菓子

伊丹市のMさんが持参した
親羊と子羊4頭 美味しい和菓子でした

私が甘党なのでお菓子が一番多い
上品な京都の菓子 印象に残っているのは仙台の「支倉焼」

下戸なので酒類は一切ありません

何をお返ししようかな
甘いイチゴが採れるまで待っててもらおう

2014年12月27日土曜日

大根

今秋は野菜にとって順調な天気に恵まれました
秋野菜は豊作型となり価格は低調です

大根は育ち過ぎてアッという間に
大根脚になり出荷不能になりました

例年大根は育ち過ぎて出荷不能になることが
多いので今年は4回に分けて蒔きました

これは最後に蒔いたものです
日記を見ると9月26日に蒔いています

この大根は平均重量1.2kgあります
品種はタキイの「千都」です

耐寒性の品種で根長が長く見栄えが
良いので秋大根は全てこの品種を蒔いています

耐寒性があると言ってもそのままでは越冬しないので
土寄せをしてモミガラを被せます

こうしておけば年明けも出荷できます

2014年12月26日金曜日

新聞への投稿

先日行われた衆議院選挙で
投票率が戦後最低になったと報じられていました

岡山県はそれよりも低く50.60%でした
余りの低さに驚いて拙文を投稿したところ掲載されました

山陽新聞12月23日の「ちまた」欄です
題は「選挙棄権は白紙委任状と同じ」です

今回の選挙では争点も少なく結果は
予想されていた通りでした

だからと言って棄権する理由にはならないと
思います

年間二桁の投稿文が載っていたのですが
今年はこれで4回目です

投稿数が少ないので「体調でも悪いのか」と
多くの人から聞かれました

野菜栽培面積を増やしたのでやたら忙しかったのが
理由でした

年末で野菜出荷もピーク 遅くまで夜なべ
ブログも休んだのも同じ理由です

毎日たくさんの訪問者の皆さんには
申し訳ないと思っています

2014年12月21日日曜日

会員送付野菜

昨日は会員へ野菜を発送しました
同じ日に全員の会員へ野菜を送るのは少し無理なので
二回に分けて送っています

5日と20日に送っていますが昨日は20日会員に送りました
一か月2回お送りしている会員も増えてきています

昨日は正月前ということもあって
餅や黒大豆が入り12種類になりました

これをお歳暮にと言う注文もあります
会員への発送が終わったのでこれからお歳暮の発送です

いつも何かのサービス品を入れています
今回はユズと大根の漬物を入れました

箕面市の直売所「彩菜みまさか」で私の野菜が
手に入らないからと言って会員になって下さるお方が増えています

2014年12月19日金曜日

クロガネモチ

屋敷の真南に井戸があります
井戸の傍にナツメの古木がありました

祖父から屋敷の南にナツメの木があるのは
「南にナツメ」と言って家相に良いとか言っていっました

秋には沢山の実がなり子供の頃は
木に登ってよく食べていました

その夏目も約30年位前枯死しました
そこで10年位前にクロガネモチを植えました

木がまだ小さい頃は実付きが悪かったのですが
今年は少し多くなってきました

木が生長するに従って実付きが
おおくなって くるようです

間もなくヒヨドリがやってきて
格好の餌となるでしょう

2014年12月17日水曜日

育ち過ぎた大根

今年の秋野菜は天候に恵まれ
順調に大きくなった

全国的に野菜はよくできたのだろう
最近にはない低価格です

いわゆる豊作貧乏になっています
どの野菜もアッという間に大きくなりました

この大根は2,5kgあり売り物にはなりません
切ってみると中は空いていません

漬けものにはならないし干すには
太すぎます

切干大根にするか 千切り大根にするか
他に良い方法があればよいのですが・・・・・・・

順調に大きくなっても喜べません
鋤き込むのが Bestでしょうか

2014年12月15日月曜日

落ち葉

木枯らしが吹いて林道は落ち葉の絨毯です
地面が見えないほど敷きつめたように落ちています

林の中もご覧のとうりです

これからはヒマを見つけてはせっせと落ち葉集めです
この山は約5000㎡あります

林道に落ちているだけでも
ガーデンバッグの数十杯はあるでしょう

土作りには落ち葉堆肥が最高だと思います
里山に住んでいるからこそ落ち葉をいくらでも集めることが出来ます

私が農業を仕事として50年が過ぎました
政府が一貫して言っていることは「規模拡大してコストダウンをしなければ
外国の農業に負けますよ」

でもわたしの住んでいるような山村では狭い農地しか無く
とても規模拡大はできません

私は「量より質」の農業をしてきました
その基本は土作りでした

山村の狭い農地で規模拡大にシフトしていたら
今頃は倒産していたでしょう

2014年12月13日土曜日

大カブ

今年も大カブで酢漬けをする季節がやってきました
年末には大量に作ります

作り方はいたってシンプル
原材料は塩、酢、砂糖、人参、柚子、昆布です

待っていて下さる人達に配ったり送ったりしています
だから半端な量ではありません

蕪の酢漬けを作る季節がやってくると
一年が短く感じられます 

2014年12月12日金曜日

クロ

我が家では4年前から猫を飼っています
真っ黒い猫で名前は「クロ」と言います
雌猫ですが子供は産めないようにしています

今までも猫を飼ってきましたがクロほど
人なつっこいネコはいません

初めての人にも足もとにすり寄っていき
おとなしく抱かれます

ネコの好きな孫の一人は「私のおもちゃ」と言って
ずっーと抱き締めています クロにとってはいい迷惑

ご近所でも可愛がられていて歓待されているようです
「クロちゃんはサシミが大好きなんですね」と言われました
(私はクロになりたいです)

また喋るように鳴くので何を言っているのか
大体のことは分かります

いまどきの猫はネズミを捕らないとか聞きますが
クロは狩りの名人です

ネズミはよく獲るしモグラも獲ってきます
スズメなどの小鳥も獲ってきます(どうやって獲るのだろう)

昨日はハトを獲ってきました

2014年12月11日木曜日

黒大豆脱粒

ハウスの中で乾燥させていた黒大豆を
昨日脱粒しました

機械ですれば30分もあればできるのに
夫婦で半日かけて手脱しました

機械で脱粒すると強い力がかかり過ぎて
皮がはじけることがあります

その点手作業でするとその心配がなく
煮豆にしたとき皮が破れません

数年前に奈良県の山村で手脱しているのを
見てから私も真似しています

JAに出荷しても「手脱豆」として
高く売れているようです

2014年12月10日水曜日

クレソン

私の住んでいる地区(大原 おおばら)を
一級河川 大原川が貫流しています

この川は集落の奥地数キロの山中から流れ出ています
いわゆる源流の川です

いつも綺麗な水が流れています
下水が普及してからもっと澄んだ川になりました

初夏にはホタルが群舞するようになりました
また数年前よりクレソンがいたるところに群生してきました

時々見知らぬ人がクレソンを摘んでいます
ここのクレソンは美味しいと言っていました

2014年12月8日月曜日

サトイモの防寒対策

サトイモは寒さに弱いので
株元にモミガラ(スクモ)を掛けていました

これでは越冬しないので深い溝を掘り
掘った株を一株ずつ並べました
 
そしてたっぷりのスクモをかけて
さらに土をかぶせました

そして最後にビニールをかぶせ
雨水や雪解け水が入らないようにしました

こうして置けば冬の間少しづつ出荷して
春先には種イモの確保もできます

2014年12月7日日曜日

千切り大根作り

昨日の朝の気温は-5度今朝は-2.5度でした
まるで真冬並みの寒波です

そこで昨夜は大根をベンリナーでそずりました
そして屋外のザルに並べました

今朝 大根はガチガチに凍っていました
日差しと共に凍った水分は抜けていきます

凍った朝に干すと日差しと共に水分が抜け早く出来上がります
凍み豆腐を作るのと同じ原理です

出荷規格外の大根で作るので
大根は捨てるものがない野菜です

2014年12月6日土曜日

白菜

今朝は厳寒期並みの寒さ
気温は-5度でした

白菜畑に行くとご覧の通り
葉先に霜が一杯ついている

白菜は凍らないようにと
糖分を増やして自衛するようになる

これからは白菜がだんだん甘くなって
白菜鍋は美味しさを増してきます

これからは寒いと鍋をしたくなる
白菜は甘くなってくる 絶妙な組み合わせです

2014年12月4日木曜日

沢庵漬け

昨日沢庵を漬けました
一週間前にも漬けているので二回目です

これは夏越しさせるために塩分7%にしています
伯方の塩、ザラメ、ウコン、トウガラシ、米ぬかを使いました

今年は漬物専用種を作っておらず
青首大根を干して使いました 少し太すぎます

来年は漬物専用種を株間を狭く蒔いて
漬けものにぴったりのサイズのものを作ります

私はこの辛めの沢庵の塩分を抜いて
カツオ砂糖醤油で炊いたのが好きです

私の地方では沢庵のことを「こうこ」と言います
それで炊いた沢庵を「炒りこうこ」と言っています

大阪では「沢庵の炊いたん」と言われたのを
聞いたことがあります

2014年12月3日水曜日

ニンジン

冬ニンジンを収穫しようとすれば
この地では旧盆から8月下旬までには蒔かなければなりません

ところが今年は作業の遅れや雨で
9月3日に蒔きました

年内に収穫できればと思っていたのですが
天候に恵まれたのか土作りのおかげなのか
既に立派にそだちました

この4本で1キログラムあります

ニンジンの糖度は7度くらいですが
この人参は9度近くありました

先日訪れた消費者に差し上げたところ
「驚嘆する甘さ「とブログに書いていました

甘いのでスティックサラダが美味しい
今朝から「彩菜みまさか」に出荷です

2014年12月2日火曜日

観音様

屋敷の東南の位置に数百年は経っていると思われる
「タラヨウ」の巨木があります

目どうり二抱えもあり南側に大きなウロが空いています
その中へ私がすっぽり入ることができます

それは土蔵の前にそびえたっています
タラヨウの根元には小さな祠が祀られています

曾祖父新造が明治の初めに祀っています
長い年月で傷みが激しく修理不能になりました

そこで京都の職人に小さな祠を作ってもらいました
木曾檜で釘は使わず屋根は銅板葺きです

祀ってあるのは観世音菩薩です
我が家は代々日蓮宗です

妙法蓮華経の普門品(観音軽)などに説かれる菩薩です
大慈大悲で衆生を済度することを本願としています

我が家では「観音様」として祀っています
妻は嫁いできてから50年近く毎日線香をあげています

2014年12月1日月曜日

紅芯大根

これは中国野菜の紅芯大根です
形は丸い大根です

切り口は赤紫色です
スライスした大根に少し塩をして休ませます

しんなりした大根を甘酢に浸しました
するとこんな色になりました
 

これをお皿代わりに使っても良し(もちろん食べられます)
カラフルな料理を楽しめます