2017年3月27日月曜日

タマネギの定植

黒大豆を収穫した後に
タマネギを植えるというパターンを繰り返しています。

昨年の9月の長雨のせいか黒大豆の登熟が遅れて
収穫が年末になってしまいました。

年内には植えようと思っていたのですが
何かと忙しく年を越してしまいました。

1-2月は寒さも厳しく少し雨や雪が降ると
圃場が乾きません。

そこで2月下旬か3月に入ったら植えようと
計画していましたがまた遅れてしまいました。

結局植えたのは3月16日に約一万本植えました
反当30.000本になります。

タマネギの種子を蒔くころ雨が多くて
蒔き床の用意が出来ずハウス内に撒きました。

ハウス内は水を制限できるので大きくなり過ぎず
渇水状態の苗になりました。

すると植えてからの活着が素晴らしく
10日目でしっかり根を張り葉色は濃い緑になりました。

甘いタマネギになるようにとたっぷりの堆肥と
米ぬか、菜種かす、骨粉、魚カス、カニがらなどを入れました。

こんなに遅く玉ねぎを植えたことはありません。
生育状況を時々アップいたします。


2017年3月25日土曜日

山茱萸

「庭のさんしゅゆの・・」ではなくて
畑の隅っこで咲き始めました。

苗を買って植えてから4年ほどになります。
成木に成ったら枝も見えないほどに咲くと思います。

この花を植えるようになったきっかけは
黄金状に咲いているのを見たからです。

別名「ハルコガネバナ」と言うそうです。
秋になると枝いっぱいに赤い実を付けます。

それで「アキサンゴ」とも言われます。
この実か生薬の山茱萸として強壮薬になります。

2017年3月24日金曜日

人参(最終)

今日で冬人参の収穫最後です。
洗ったままの状態で無選別です。

この人参は年末から採り続けていました。
品種は丸種の「冬輝」です。

今の時期はトウダチして花芽が出来
中心部が固く木質になり廃棄処分になります。

不思議なことに全く正常です。
なぜだかよく分かりません。

不良品は極少なく秀品率95パーセント
有終の美の人参でした。

2017年3月23日木曜日

ニラ

冬の間に雑草を取り、菜種かすなどの
有機肥料をたっぷり施した。

雑草防止、土つくり、乾燥防止にと
牛糞堆肥を厚く敷き詰めました。

暖かくなって新芽が伸びてきました。
今年は葉幅が広くて柔らかいニラが採れそうです。

定住(?)する野菜なので畑の一番
隅っこに植えています。

この品種は「広巾グリーンベルト」で
可なり昔に買って家庭菜園として栽培していました。

私の圃場は小さくて端っこは三角形が多いのです。
その部分は圃場として使いにくいのです。

そこには毎回植え付けしなくてよい「ニラ」が
良いのではと思っています。

昨年カネコ種苗の「ニコニコ花子」という
品種を植えてみました。

今年は収穫できるので楽しみです。

2017年3月22日水曜日

ワケギ

ワケギ 初収穫です。
少し遅すぎました。

9月下旬には植えたかったのですが
9月は雨また雨、すべての農作業がずれ込んでしまった。

このワケギを植えたのは11月中旬になっていた。
年末にやっと小さな芽を出してきた。

不織布(パオパオ)掛けたのは
2月になっていた

株張りも悪く例年の半分以下
収量は少ないが品質はとても良い。

春を告げる旬の野菜、ヌタにするととても美味。

最近知人から教えてもらった食べ方。
小さく刻んで卵ご飯に混ぜ込む。
実に美味しい。お試しください。




2017年3月21日火曜日

サトイモの仮植

昨日はサトイモを仮植しました。
本圃の用意が出来ていないからです。

こうしておけば一か月もすれば
根を出し芽吹いてくるでしょう。

仮植でも定植したのと同じことになり
スタートが早まります。

品種は東京ドダレ、大野芋、エビイモ、赤芽大吉(セレベス)の
4種類、約400個です。

種イモは大きい程たくさんの子芋がつきます。
親芋を植えると特に沢山付きます。

これは芋を並べた状態で
この上にたっぷりの覆土をしました。

2017年3月17日金曜日

トマトの発芽

小さな育苗ハウスの中では
色々な苗が発芽しています。

これはトマト(タキイ 桃太郎ファイト)の
発芽。 200穴のプラグトレーに撒いています。

オレンジ色をしているのは育苗電熱マットです
自由に温度設定ができるのでとても便利です。

本葉が2枚出てきたら9cmのポリポットに
鉢上げ(鉢植え)します。

第1花が咲き始めると定植です。
早く本圃の準備をしなくては・・・・・

冬の間、怠けていたわけではないのに
これからは超忙しくなってきます。


2017年3月15日水曜日

ヤマノイモ

丹波の山芋をコメリに予約注文を
していた。入荷の電話があったので受け取って来た。

長年自家用にと作っていた我が家の山芋は
なぜか形が不正形になって来た。

私の栽培方法が間違っていたのかもしれません。
両方植えて比較してみよう。

圃場の用意が出来ていないので
直ぐには植えられません。

そこで方便としてコンテナーに湿した
調整ピートモスを敷き詰めて種イモを並べました。

この上にたっぷりのピートモスで覆い
乾かないようにしてハウスの隅に置きます。

一か月もすれば小さな芽が見えてくるでしょう。
そうしたら定植です。



2017年3月14日火曜日

エンドウ

エンドウを早く蒔くと年内に大きく育ち
寒害を受けやすくなります。

そこで私は12月に入ると蒔きます。
すると年内に発芽して寒害を受けません。

年末何かと忙しく蒔き忘れていました。
思い出したのは2月になってからでした。

南斜面の畑に堆肥や肥料を入れて
耕しました。

蒔いたのは2月20日になっていました。
早く発芽するようにとビニールを掛けました。

昨日様子を見ると発芽していました。
これはスナップエンドウです。
これから立派に作ってみます。

2017年3月13日月曜日

クリスマスローズ

庭先にクリスマスローズを
植えていた。

その場所に3年前、農作業場を建てることになったので
邪魔になるので掘りあげた。

捨てるのは勿体ないので
離れた畑の隅に移植した。

植えたままで全く
手入れをしなかった。

ところが雑草の中から
花を咲かせた。

雑草にも負けない
丈夫な花です。

花のように見えるのは
花ではなくてガクで暫くすると緑色になります。

本来ガクですから絶対に落ちません。
今は受験シーズン 「落ちない花」にあやかって
「受験生の花」として売られているそうです。

2017年3月12日日曜日

シイタケ原木

数年前に植菌しtシイタケの木が
傷んで生えなくなった。

そこで今年は植えなくてはと
原木を用意した。

クヌギの木を切ってすぐに植菌しないほうが
良いのです。

そこでこの原木を切ったのは
2月の初めです。

もうそろそろ植菌しても良い頃に
なったのでこれらの原木を運搬車で持ち帰ろう。
(玉切りしたまま山に放置しています)

用意した原木は50本ありますが植菌するのは
30本を予定しています。(残りは薪にします)

2017年3月11日土曜日

きゃべつ

冬採りキャベツの収穫は
今日で終わりです。

このキャベツは3.5kgありました。
約3倍の大きさです。

硬く巻いて柔らかく甘いのです。
糖度を測ってみると6,5度ありました。

昨年の9月中旬に植えました。
品種はタキイの彩音(あやね)です。

同じく彩光(あやひかり)も
同時に植えていました。

今秋は彩音だけを植えてみます。
あまり大きいので四分の一カットで
直売所に並べました。

2017年3月10日金曜日

蕗の董と草餅

福寿壮や梅が咲くと
庭先にはフキノトウが表れてきた。

昨年は「フキミソ」をたくさん作った。
今年はこのままたべることにしよう。

小さく刻んで味噌汁に、また天ぷらも良い。
少しの苦みが味を引き立てる。

苦みを美味しいと感じる年に
なったのでしょう。

畑の南斜面の岸にはヨモギが新芽を伸ばしている。
早速積んでヨモギ餅を作った。

青大豆でたくさんのきな粉をつくっている。
早速アベカワモチで食べることにしよう
冬野菜もほとんど収穫が終り頒布会会員の皆さんには
今日の発送で暫くお休みです。

今日の野菜は数品目しかありません。
それでこの餅を入れます。おたのしみに。

2017年3月9日木曜日

コンニャク

先日コンニャク芋を掘って来た。
すると昨夜妻はコンニャクを作った。

子供のころ母はコンニャクを作っていた。
コンニャク芋を茹でて黒い皮を取りカラウスで搗く。

そこにそばがらを焼いて作った灰汁を
少しずつ加えながら搗いていく。

すると粘りが出てくるので
それを木枠に取り大釜で茹でていた。

今ではこんな手間のいることはしない。
生芋の皮を剥き2cm位にスライスする。

それを茹でて冷めるとミキサーにかける。
一定量の水と炭酸ナトリウムを加え放置する。

固まってきたら型に入れ(小さい茶碗)
熱湯の中に入れ茹でると出来上がり。

簡単にコンニャクがつくれる。
作ったことのない私でも出来そうです。

出来立てのまだ熱いコンニャクをスライスして
ゆず入りの酢味噌で食べる。私の一番好きな食べ方です。

2017年3月8日水曜日

炭作り

今冬は薪をたくさん作りました。
薪にならない小枝で炭を作りました。

小枝を後方のドラム缶で燃しました。
とてもよく燃えるのです。

燃え尽きると直ぐに取り出して
如雨露で水をかけると炭の出来上がりです。

肥料袋に15杯できました。
これらは野菜畑に撒きます。

土の中に入った炭は土壌微生物の住み家となります。
海に漁礁を沈めて魚の住み家とするのと同じです。

有機農業とは詰まるところ土壌微生物を
大切に扱う農業だと思っています。

2017年3月7日火曜日

苗つくり

庭先の育苗ハウスでは色々な野菜の
苗を作っています。

これはホウレンソウとコマツナが
発芽してきました。

288穴のプラグトレーにタキイの
育苗培土を使っています。

ホウレン草や小松菜は直接圃場に蒔くものなのですが
私は苗を作って植えています。

こういう作り方をすれば間引きや
草取り作業がありません。

間もなく収穫終了のホウレン草がありますが
苗を作っておけば農地を休まずに使えます。

圃場の回転率が上がり収入増につながります。

2017年3月6日月曜日

福寿草

例年ですと福寿壮の蕾はまだ出てこないかなーと
探します。春を待ちわびているからでしょう。

今年はボーとしていたのか忙しかったのか
雑草をかき分けて咲いているのに気が付いた。

もう、花も終わりに近づいています。
今からでも草を取り少し肥料を与えておこう。

スイセンの葉が伸びてきており、梅の花も満開に近い。
これから農作業も本格始動となってきます。

2017年3月5日日曜日

小梅の開花

家の裏に植えている2本の小梅が
間もなく満開になります。

少し気になることがあります。
それは暖かい日でもミツバチがやってこないのです。

昨年もそうでしたが梅は実を付けました。
小梅の花は特に花粉が多くて受粉樹に植えられます。

梅は風媒によっても結実するのでしょう。

ミツバチを見なくなってから「スモモ」は
実を付けなくなりました。

ミツバチを見なくなったのは神経毒として効く
ネオニコチノイド系の農薬の影響ではないかと
言われています。

ヨーロッパではこの農薬は禁止されているそうですが
よく効くので日本では多くのニコチノイド系の
農薬が売られています。

2017年3月4日土曜日

ジャンボ人参

昨年9月に蒔いた人参を12月より収穫しています。
3月10日に会員に送って終了です。

それにしても大きな人参になりました。
携帯の隣は800gもあります。

まるで小さな大根の大きさです。
芯の空洞は無く品質は変わりません。

こんなに大きくなった理由を考えてみました。
土つくり、有機肥料、品種(冬輝 丸種の種子)雨の多かった暖冬

これらが総合的に働いたのでしょうか?

2017年3月3日金曜日

ラッキョウ

自家用にと家の近くの畑に
ラッキョウを植えていました。

不覚にも防護柵を飛び越して
鹿が入り食べてしまいました。

そこで昨秋ホームセンターで売られていた
ラッキョウの種子球を買ってきました。

そして自宅から離れた野菜圃場の
隅っこの三角形の場所に植えました。

この圃場は完璧にガードしているので
被害はありません。

先日菜種かす、バーク堆肥、牛糞堆肥を
散布して耕し土寄せをしました。

これから暖かくなると雑草が生えてきて
ラッキョウを襲うでしょう。

これっぽち草取りしても良いのですが
他の作業で忙しいので何か良い方法を考えなくては。

2017年3月2日木曜日

ほうれん草

このホウレン草は11月30日に植えました。

前作はサラダ小蕪でした。小蕪の収穫が終わると
小さな管理機(プチ菜)で耕して苗を植えました。

品種は「スクープ」で長年使っています。

1m巾の畝に5条植えました
まず2条目と4条目を収穫しました。

すると条間が広くなり
残りのホウレン草が大きくなってきます。

大きくなった株から収穫して
行くので同じ面積から沢山収穫できます。

私にとってホウレン草は蒔くものではなくて
植えるものなのです。